なぜ「無意識」なのか

有限会社創運舎のブログです。 創運舎は、無意識から湧き上がる「衝動エネルギー」の働きを踏まえて、心と環境を安定させる指導を行なうとともに、無意識の探究で見出した生と死のメカニズムをお伝えしています。

2026年03月

無意識の暴走期には、不安が不安を招く

無意識の暴走期(強制衝動期)には、心や環境が大きく変化します、そんな変化に対して、多くの方が陥りがちな反応のパターンがあります。典型的なものをいくつかご紹介していきましょう。

○不安が不安を招き、悲観的になる
暴走期の特徴に、悪いことが重なるように止めどなく起きるということがあります。
考えられないようなタイミングで、様々なトラブルやアクシデントが一気に現れて、問題を複雑化させていくのです。

人間はひとつの障害ならなんとか乗り越えられます。しかし、2つ3つと重なると、不安が新たな不安を招き、ストレスは想像を絶するものになります
特に、普段は精神的にタフな人ほど、暴走期のストレスに対応できず、必要以上に悲観的になってしまうケースがあります。


無意識の暴走期を乗り切るためのポイント

「無意識の暴走期に起きるトラブルは、回避する術がある」でも書いたように、無意識の暴走期(強制衝動期)の対策としては、衝動が環境に影響する前に準備することが大切です。
これに続いて、実際に暴走期に入ってから重要になるポイントについてお話ししましょう。

暴走期に強制衝動に干渉されると、まず衝動の性質に沿って心が変化し、普段とは異なる興味や欲求が生まれたり、通常なら考えられない判断をしたりしてしまいます。
この段階では、心の変化を行動に移さないことが重要です。衝動の干渉を思考や感情だけに止めておければ、影響は限定的で長く尾を引くこともありません。

やがて衝動エネルギーが強まると、衝動の性質に沿って現実の状況や人間関係が変化します。この時期は、予防策を取っていても、問題の表面化や不本意な変化を完全に避けることができなくなります。
ここで注意すべきポイントは、具現した問題や変化を〝結果〟として残さないということです。これができるかどうかで、今後の人生の質が左右されます。
例えば、売り上げが減って倒産の危機に陥ったとしても、実際に倒産してしまうのか、何とか持ちこたえるかで、その後の状況は大きく変わります。持ちこたえられれば、そこから回復させることもできます。

こうして適切な対処ができればトラブルを未然に防げるし、少なくとも取り返しのつかない事態に陥ることは避けられます。
暴走期のたびに大過なく乗り切る経験を重ねていけば、苦しみ少なく安定した人生を維持できるようになるのです。

無意識の暴走期への準備

無意識の暴走期への〝対症療法〟」では、暴走期への対処は最初の出会いの段階から始まっているというお話をしました。

会員になってからも、指導の半分以上は無意識の暴走期(強制衝動期)への対処に当てられますが、会員の場合は、起きてしまったトラブルの処理よりも、事前の予防を重視します。

はじめに行うのは会員に干渉する衝動を分析することです。私は無意識の暴走期に会員に干渉する衝動の強さ、性質、起きる心の変化、現実に現れる変化を、半年から数年先まで把握しています。
その内容は本人に詳しく説明し、干渉を受けたときに自覚しやすいようにします。

また、私たちは誰もが「トラブルの素」とも言うべきデータを持っており、無意識の暴走期には、そこに関わる問題は必ず起きると考えなければなりません。
会員一人ひとりのトラブルの素をあらかじめつかんでおき、それがどのように現れるのか、具体的な状況を想定してできる限り事前の対策を取ります。
さらに、起きたときにどう対応するかのシミュレーションも行ないます。

例えば、「健康」というポイントにトラブルの素を抱えている人が、無意識の暴走期に、生命力を弱らせるような衝動に干渉されることがわかれば、暴走期に入る前に徹底的な健康診断を行うようアドバイスします。
また、生活習慣や仕事の体制の見直し、健康問題が現れた場合の経済的な備えなど、その人に合わせた様々な角度から対策を取ります。
こうして最悪の事態をできるだけ遠ざけるのです。

無意識の暴走期への〝対症療法〟

無意識の暴走期に起きるトラブルは、回避する術がある」でも書いたように、会員の人生をサポートするという私の仕事の中でも、暴走期への対策は大きなウエイトを占めています
具体的にはどのようなことをしているのか、少しずつお話ししてきたいと思います。

初めて私に相談を依頼してくる人のおよそ9割は無意識の暴走期(強制衝動期)にあり、何らかのトラブルを抱えています。つまり、ほとんどの方は最初の出会いの段階から、暴走期への対処が必要になります。

私は彼らに、まず無意識の暴走が終わる時期、すなわち今の苦境をもたらしている力が弱まる時期を伝えます。
「ここまで頑張れば、楽になる」という希望が見えるだけでも、ストレスは軽くなるからです。
次に、一人ひとりに干渉している衝動の性質を踏まえて、トラブルによる心の苦しみのケア、できるだけ禍根を残さない対応策の指導を行っていきます。

この段階では暴走期の影響を抑える根本的な対策はとれないものの、これ以上被害を広げないための〝対症療法〟は可能なのです。
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