こういった現象によってどのくらい影響を受けるかは、私たち一人ひとりの意識サイドの条件によっても変わってきます。
その条件の代表的なものが「衝動抵抗力」です。例えば2人のひとが同じ強さ、同じ性質の衝動エネルギーに干渉されたとしても、それぞれの衝動抵抗力に応じて、影響の受け方も異なります。
衝動抵抗力が強ければ、認識、判断、思考などの、意識本来の働きが衝動に影響されにくく、意識の自律性を保ったままで衝動期を過ごすことができます。この結果、マイナスの衝動の影響を最小限に留められます。
衝動抵抗力は、言わば衝動エネルギーをうまく“さばく”力であり、マイナスの衝動の影響を回避し、プラスの衝動を利用するための力とも言えます。
これから何回か、この衝動抵抗力についてお話ししたいと思います。