なぜ「無意識」なのか

有限会社創運舎のブログです。 創運舎は、無意識から湧き上がる「衝動エネルギー」の働きを踏まえて、心と環境を安定させる指導を行なうとともに、無意識の探究で見出した生と死のメカニズムをお伝えしています。

無意識の働き

意識と無意識の結びつきが不安定になる「ココロのちぎれ」 その1

ブログの最新記事をウェブサイトに転載しています。
創運舎のnoteは、こちらからご覧ください。

ラベンダーライン

これまで、無意識の暴走接触拒否衝動などについてお話ししてきました。現代の日本に生きる私たちは、こうした衝動エネルギーに干渉されると、簡単に翻弄されてしまいます。
私はその原因の一つに「ココロのちぎれ」という現象があると考えています。
この「ココロのちぎれ」について、何回かに分けてお話ししたいと思います。

ココロのちぎれについて知っていただくために、まずは次の図をご覧ください。


ココロの階層03
この図は私がいつも用いている心の模式図で、深層心理学の考え方を基に私の経験を加えたものです。
私たちが「自分の心」だと思っているものは、最上部の「意識」と呼ばれるエリアであり、その下には広大な「無意識」のエリアが広がっています。それらの間にあるのが「イメージ層」です。なお私は、これらすべてのエリアを指すときは「ココロ」と呼んでいます。

イメージ層には2つの役割があります。ひとつは意識層と無意識層との間にエネルギーを通すパイプ、もう一つはエネルギーの伝わり方をマイルドにする緩衝帯です。両方がうまく機能すれば、意識と無意識がほどよく緩やかに結ばれます。

イメージ層の働きが弱まって、うまく機能しなくなると、意識と無意識との結びつきが不安定になってしまいます。この状態がココロのちぎれなのです。

次回から、ココロのちぎれについて詳しくご紹介していきます。

ラベンダーライン

人間関係にブレーキをかける「接触拒否衝動」 その3

前回に引き続き、「接触拒否衝動」についてお話します。この衝動に苦しむ女性たちを、私はどのようにサポートしているのでしょうか。

創運を実践すれば、接触拒否衝動の影響を弱め、苦しみから抜け出せるようになります。それにはまず、接触拒否衝動を持っているのだと、本人が納得して受け入れることが大切です。
実はこの一歩を踏み出すことが難しく、依頼してきたばかりの頃に、私が「本当の原因は自分の内側にある」と話しても、ほとんどの方は頑なに認めようとしません。
「認めたくない」という気持ち自体が接触拒否衝動の現れなのですが、そんな説明はなかなか受け入れられず、反発して怒り出す方もいます。

この段階を乗り越えて会員になった方には、接触拒否衝動の影響と思われる出来事や、その時に自分が感じたこと、取った行動などを一つひとつ思い出してもらいます。
途中でつらい気持ちがよみがえったりして、続けるのが苦しくなることもありますが、その点は私がフォローしながら、衝動と意識とをゆっくりとなじませていくと、自分が接触拒否衝動の影響をうけて動かされていたことが実感としてわかるようになります。

これができれば、次のステップとして、接触拒否衝動を弱めるような刺激を無意識まで届けることや、恋愛や結婚を後押しする衝動を活かすことが可能になるのです。
このあたりの具体的な方法については、少し長い話になりますので、別の機会に譲りましょう。

人間関係にブレーキをかける「接触拒否衝動」 その2

前回ご紹介した「接触拒否衝動」が、恋愛や結婚の邪魔をするとき、具体的にはどんな形で現れるのでしょうか。私への相談が多い女性の側の視点で取り上げてみます。

この衝動が心に影響すると、「男性が怖い」「信用できない」など、男性との円満な関係を作りにくい感情や考え方をもたらします。
環境に影響すると、「独身男性との出会いが全くない」「なぜか毎回遠距離恋愛になる」など、恋愛や結婚が難しい状況をもたらします。
どちらか片方が現れるのか、両方が現れるのかは、人により様々です。例えば、次のようなケースがあります。

・友人としては仲良くできるが、恋愛関係になったとたん欠点が目につき、相手をつぶしてしまう
・彼ができかけると、家族の重病、勤め先の倒産など、恋愛する余裕がなくなるようなトラブルが起きる

その他、「恋愛はできるが、いつも長続きしない」「浮気者やDV気質など、問題のある男性にばかり縁がある」など、パターンは悩める女性の数だけあると言ってもいいでしょう。

次回は、接触拒否衝動を持つ人に対して私がどんなサポートをしているか、お話ししたいと思います。

人間関係にブレーキをかける「接触拒否衝動」 その1

前回まで、私たちが生まれながらに持っている深部データから生じる制約がマイナスの形で現れた場合、人生のウィークポイントになってしまうことがある、というお話をしました。
今回は、このウィークポイントが恋愛や結婚に現れるケースについて取り上げてみましょう。

「冷たさ」や「鬱屈された怒り」といった性質の深部データを持っている場合、そこからは私が「接触拒否衝動」と呼ぶ衝動エネルギーが生まれます。
これは、暖かく安定した人間関係を築くことにブレーキをかけ、苦しみをもたらす衝動です。

この衝動の制約が極端に強ければ、人とのつながりを欲する気持ちそのものが湧きません。あるいは、誰に対しても付かず離れずの距離を保とうとします。
しかしそれほど強くない場合は、人を寄せ付けない〝トゲ〟を纏ったままで温かな人間関係を求めます。

これに当てはまる若い女性は、幸せな恋愛や結婚を望みながらも、なかなか実現できず、つらい思いをし続けることになりがちです。
そういう悩みを抱えて、私のもとへ依頼してくる女性は、開業当初から一定数存在しているのです。

接触拒否衝動が、具体的にどんな苦しみをもたらすのかについては、次回お話ししましょう。

人生の弱点をカバーする「バイパス化」 その2

前回は、私たちが生まれながらに持っている深部データから生じる制約がマイナスの形で現れた場合、人生のウィークポイントになってしまうことがある、というお話をしました。
この現れ方が、バイパス化によってプラスの方向へ変わる事例をご紹介しましょう。

様々なバイパスルートのうち、最も効果が大きいのは職業です。例えば、親子3代で土木建築業を営んでいる会員がいました。彼らは、「暴力」や「バイタリティ」などの深部データの傾向を持っており、マイナス方向に現れた場合は、ケガや事故が多い、争いを起こしやすい、酒癖が悪いなどの形をとる恐れがあります。
しかし、彼ら親子の場合、体力を要する仕事の中で、積極性やリーダーシップを発揮することがバイパスの働きをして、ケガの危険はあるものの、経営や家庭は安定していました。

趣味も効果的なルートになります。例えば、変化・流動を求める傾向を持つ人が、頻繁に海外旅行をしつつ、一つの会社に長く勤めるケースや、攻撃性の傾向が強い人が、格闘技を長年続けつつ穏やかな日常生活を送るケースがあります。

このようなバイパス化によって、衝動エネルギーを社会に受け入れられる形で解放したり、独自性として活かしたりできるのです。


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